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【完全版】元CAが教える海外旅行の持ち物リスト|初心者も女子旅も安心の準備ガイド

海外旅行楽しみ!でも持ち物って何が必要かな?

「海外旅行」に行くとき、持ち物や準備って意外と悩みますよね。

パスポートや航空券などの必需品はもちろん、スーツケースに入れる物や機内で快適に過ごすためのグッズ、日用品や電子機器まで、準備する物はたくさん!さらに季節や地域ごとの便利アイテムや、旅行上級者がこっそり愛用している裏ワザまで知っておくと安心です。この記事では、初心者さんでもワクワクしながらスムーズに準備できるように、海外旅行の持ち物リストと準備のコツをわかりやすく紹介します。

海外旅行に必ず必要な持ち物と基本アイテム

パスポートとビザ

パスポートは海外旅行で最も重要な持ち物で、有効期限が半年以上残っているか必ず確認が必要です。国によってはビザ取得が必須で、アメリカや東南アジアなど渡航先ごとに条件が異なります。例)アメリカ:ESTA

パスポートのコピーを用意しておくと紛失時に安心できるため、必需品リストの最上位に入れておきましょう。

航空券と予約確認書

航空券やホテル予約確認書は、スマホのアプリで表示できても紙に印刷しておくとトラブル対策になります。特にLCCなど航空会社によっては印刷が求められる場合があるので注意が必要です。これらの書類はスーツケースではなく、必ず機内持ち込みの荷物に入れて、すぐに取り出せるよう準備しておきましょう。

現金と海外通貨

現金は日本円と現地通貨の両方を持っておくと安心です。クレジットカードが主流の国でも、小さなお店やチップ文化のある地域では現地通貨が必要になります。また、私がこれまで行った国では空港の手荷物一時預かり所は現地通貨しか使えないことも多いです。空港についてすぐに行動開始できるよう準備しておくと◎

空港やホテルの両替所は手数料が高いことが多いので、出発前に両替しておくのが賢い方法です。日数ごとに分けてパッキングすると管理が楽になります。

クレジットカードと海外旅行保険

海外旅行ではクレジットカードは欠かせないアイテムです。盗難や紛失に備えて2枚以上持っていくと安心できます。お店や国によってAmexやJCBは使えないことも多いのでVISAかMasterを1枚は持っておくと安心です!

特に海外旅行保険が自動付帯されるカードを選ぶと、医療費やトラブル時の心配を減らせます。カード会社のアプリで利用制限を設定できるサービスもあり、海外での不正利用防止に役立ちます。

証明書や保険関連のコピー

パスポートやクレジットカード、海外旅行保険証のコピーを別の荷物に入れておくと、紛失や盗難時にスムーズに手続きできます。クラウドやスマホアプリに保存するのも便利ですが、現地でインターネットが使えないこともあるため、紙のコピーも必ず用意しておきましょう。事前準備の段階で必ずチェックしておくべきポイントです。

荷物・カバン編

スーツケース

スーツケースは旅行日数や地域の気候に合わせてサイズを選びましょう。機内持ち込み可能サイズは容量に制限があるので、短期旅行向けです。長期滞在なら預け入れできる大きめサイズが安心ですが、荷物の受け取りには時間がかかるため、あらかじめ到着後の予定に余裕を持っておきましょう。軽量でキャスターがスムーズなタイプは移動が快適になり、荷物が多くてもストレスを減らせます。

機内持ち込み可能サイズ(代表的な航空会社まとめ)

航空会社3辺合計サイズ(高さ×幅×奥行)重量制限備考
ANA(全日空)115cm以内(55×40×25cmまで)10kgまで国内線・国際線ほぼ共通。ハンドバッグ等は別途持ち込み可。
JAL(日本航空)115cm以内(55×40×25cmまで)10kgまで国内線・国際線共通。PCや小物は別に持ち込み可能。
Peach(ピーチ)115cm以内(50×40×25cmまで)7kgまでLCCのため重量制限が厳しめ。手荷物2個まで。
Jetstar(ジェットスター)115cm以内(56×36×23cmまで)7kgまでエコノミーは合計7kg、オプションで追加可。
スターフライヤー115cm以内(55×40×25cmまで)10kgまで国内線利用者に人気。ANAとほぼ同じ規定。
エアアジア115cm以内(56×36×23cmまで)7kgまでLCC。ハンドバッグ含め2個まで。
大韓航空115cm以内(55×40×20cmまで)10kgまでエコノミーは1個、ビジネス以上は2個まで。
アシアナ航空115cm以内(55×40×20cmまで)10kgまで韓国系はJAL/ANAより奥行制限がやや厳しめ。
キャセイパシフィック115cm以内(56×36×23cmまで)7kgまで香港ベース。重量制限に注意。
シンガポール航空115cm以内(55×40×20cmまで)7kgまでビジネス以上は2個OK。
エミレーツ航空115cm以内(55×38×20cmまで)7kgまでドバイ発着。サイズ・重量ともに制限厳しめ。
カタール航空115cm以内(50×37×25cmまで)7kgまでビジネス以上は2個まで持ち込み可能。
エールフランス115cm以内(55×35×25cmまで)12kgまでヨーロッパ系は重量緩めの場合も多い。
ルフトハンザ115cm以内(55×40×23cmまで)8kgまでドイツ系。厳しめにチェックされやすい。
ユナイテッド航空115cm以内(56×35×23cmまで)制限なし(常識範囲内)北米系はサイズに寛容だが大きいと止められることも。
アメリカン航空115cm以内(56×36×23cmまで)制限なし国際線は混雑時にゲートで預けになる場合あり。
デルタ航空115cm以内(56×35×23cmまで)制限なし北米系も重量制限なしが多い

観光用のバッグや財布

観光時には軽くてコンパクトなバッグが便利です。ショルダーバッグやリュックは両手が空くので写真撮影や買い物に最適です。スリ対策としてファスナー付きや体に密着するデザインを選ぶのがおすすめ。財布は日本円と現地通貨を分けて管理すると安心で、カードや小銭が取り出しやすいものが役立ちます。

エコバッグ

現地で買い物をするときにエコバッグは必需品です。海外ではレジ袋が有料の国が多く、環境への意識も高いので持参すると便利です。折りたたんでコンパクトに持ち歩けるタイプなら荷物にならず、旅行中のちょっとした買い物や荷物が増えたときに大活躍します。

荷物の仕分けグッズ

パッキング用のポーチや仕分け袋は旅行の効率を大きく上げてくれます。衣類、化粧品、充電器などをカテゴリごとにまとめることで、必要なものをすぐに取り出せます。特に液体類は100ml以下に小分けして透明ポーチに入れると、空港の手荷物検査もスムーズに通過できます。

セキュリティグッズ

海外ではスーツケース用の鍵やワイヤーロックも大切な持ち物です。ホテルや空港での盗難対策に役立ちます。最近はTSAロック対応のスーツケースも多いので、渡航先がアメリカの場合は特に必須です。安心して旅行を楽しむために、こうした小さな対策も欠かせません。

日用品編

ハンカチやタオル

海外旅行では観光中に汗をかいたり手を拭いたりと、意外にハンカチやタオルを使う場面が多いです。現地では公共施設に手拭き用のペーパーがないこともあるので、持っておくと安心です。

ウェットティッシュ・ポケットティッシュ

食事や観光地でのちょっとした汚れを拭くときに便利です。日本ほどティッシュが手に入りやすくない国も多いため、持ち物リストに必ず入れておきたいアイテムです。

歯磨きグッズ

長期のフライトやホテル滞在で役立つのが歯磨きセットです。機内に液体物を持ち込む場合は容量制限(100ml以下)に注意しましょう。フルサービスキャリアでは小さなペットボトルのお水を機内でもらえることが大半なのでそのお水を使うのも◎

化粧品やスキンケア用品

慣れない環境では肌が荒れやすいため、普段使い慣れた化粧品を持参すると安心です。日焼け止めは旅行先の強い日差しに備えて必須です。

生理用品と常備薬

女性にとって生理用品は必需品です。現地で調達が難しい場合もあるので余裕を持って準備を。頭痛薬や胃腸薬などの常備薬も旅行の安心につながります。

メガネ・コンタクトレンズ

視力補助アイテムは予備を持っていくとトラブル時に安心です。保存液などの液体は容量制限を考慮して小分けにしておきましょう。

電子機器編

スマホと充電器

海外旅行ではスマホは欠かせない必需品です。現地で地図や翻訳アプリを利用するためにも必ず持参しましょう。充電器やモバイルバッテリーも合わせて用意しておくと安心です。

電源変換アダプター

国ごとにコンセントの形や電圧が違うため、対応プラグや変圧器は必須です。マルチタイプを持っておけばどの地域でも対応できます。

主要各国の変換プラグ対応表

地域 / 国プラグタイプ電圧(V)周波数(Hz)注意点
日本 🇯🇵A10050 / 60海外と比べ電圧が低い。日本専用家電は海外で注意。
アメリカ 🇺🇸A / B12060日本と似ているが電圧が高め。変圧器が必要な場合あり。
カナダ 🇨🇦A / B12060基本はアメリカと同じ。
メキシコ 🇲🇽A / B12760変圧器があると安心。
ヨーロッパ(フランス・ドイツ・スペインなど)🇪🇺C / SE220–24050丸ピン型。多くの国で共通だが国ごとに細かい違いあり。
イギリス 🇬🇧BF23050三本足の独自タイプ。対応プラグ必須。
オーストラリア 🇦🇺O23050斜め二本足+アースの三本足タイプ。
中国 🇨🇳A / C / O22050地域によって異なるためマルチプラグ推奨。
韓国 🇰🇷C / SE22060丸ピン型。日本のAタイプは不可。
台湾 🇹🇼A / B11060日本とほぼ同じ。日本製品はそのまま使えることが多い。
香港 🇭🇰BF22050イギリスと同じ。
タイ 🇹🇭A / B / C / SE22050場所により異なるのでマルチプラグ推奨。
シンガポール 🇸🇬BF23050イギリスと同じ三本足。
マレーシア 🇲🇾BF23050シンガポールと同じ。
ベトナム 🇻🇳A / C22050日本のプラグも差せるが電圧注意。
インド 🇮🇳B / C / D / M22050地域差が大きくマルチプラグ必須。
ハワイ 🌺(米国)A / B12060日本製品も使えるが変圧器があると安心。

モバイルバッテリー

観光中に地図アプリやカメラを使うと電池の減りが早くなります。容量の大きなモバイルバッテリーを持ち歩けば安心です。

Wi-FiルーターやSIMカード

現地での通信環境を確保するためにWi-Fiルーターや海外対応SIMは重要です。事前に契約しておけば空港で慌てることもありません。

スマートウォッチや時計

時差がある海外旅行では腕時計が便利です。スマホを取り出さずに時間を確認できるので、移動中や観光中に役立ちます。

機内持ち込み編

マスク

長時間のフライトでは乾燥対策にマスクが便利です。機内の空気は砂漠と同じくらいと言われるほど空気が乾燥しているため、喉が弱い人はマスト!風邪予防にも役立ちます。

筆記用具

入国カードや税関申告書の記入に必要です。機内で配布される書類にすぐ対応できるようにしておきましょう。

アイマスクやネックピロー

快適な睡眠をサポートするおすすめグッズです。

特にネックピローは首の動きをホールドしてくれるものだと機内で睡眠をとる際の疲労感が全く違います

スリッパや防寒着

機内は冷えることが多いので、スリッパやカーディガンを用意すると快適です。脱ぎ履きしやすい靴下も役立ちます。普段は寒がりでない男性も機内の空調の当たり具合によってはかなり冷えることも、女性の場合羽織りは持っていくと◎特にLCCではブランケットが用意されていないため要注意

ガイドブックや電子書籍

移動中の暇つぶしや現地での情報収集に便利です。電子書籍なら荷物を減らせます。

衣類編

現地の気候に合わせた服

旅行先の気候や地域によって服装を選ぶことが大切です。寒暖差に備えて重ね着できる服を持参すると安心です。

例)ロサンゼルスは砂漠気候のため昼間は日傘がないと辛いくらい暑いですが夜になると羽織りが1枚ほしくなるほどグッと冷え込むことも…。

また私はいつもホテルでのリラックス用に部屋着も持参しています!海外ホテルにはパジャマが置いてないことがほとんど。着慣れたパジャマでほっとしたり、十分な休息を取ることができます。

歩きやすい靴

観光で長時間歩く場合はスニーカーなど履き慣れた靴がおすすめです。わたしは踵が必ず靴擦れしてしまうので3Mの靴擦れ防止テープが必需品⭐️これを貼るとどんな靴でも靴擦れしなくなるので本当におすすめです。

下着や靴下

日数に合わせて余裕を持って準備しましょう。洗濯が難しい国では多めに持参するのが安心です。ホテルにコインランドリーがついているかチェックするのも◎ホテルについているコインランドリーでは基本的にタッチ決済でクレジットカードが使用できます。

帽子やサングラス

紫外線対策に欠かせません。特に南国リゾートでは必須アイテムです。

折りたたみ傘やレインコート

突然の雨に備えて軽量でコンパクトな傘を持っていくと便利です。

季節ごとの便利グッズ編

夏に役立つ持ち物

日焼け止め、虫よけスプレー、サングラスなど紫外線と虫対策が重要です。暑さ対策として冷感シートもあると快適です。私は日傘もよく持って行きます。コンパクトなものが◎

冬に役立つ持ち物

防寒着やカイロ、手袋は必需品です。地域によっては乾燥が強いので保湿クリームも持っていきましょう。

旅行上級者の裏ワザグッズ編

S字フック

機内やホテルで荷物をかけるときに便利です。コンパクトで軽いので常に持っておきたいアイテムです。

ジップロックや圧縮袋

衣類や小物をまとめるのに役立ちます。液体物の漏れ防止にも使える万能グッズです。

洗剤や使い捨てグッズ

現地で洗濯する場合に小分けの洗剤が便利です。ドラッグストアで1回分の洗剤パウチが売っているのでチェック!使い捨てのスリッパやシート類も衛生面で安心です。スリッパはホテルによってアメニティとして置いていないこともあるので持っていくと◎

変換プラグや延長コード

旅行中はカメラやモバイルバッテリーなど充電するものがたくさん。同時に複数の機器を充電できるので旅行中の必須アイテムです。

旅行アプリ

現地で役立つ翻訳やマップアプリを事前にダウンロードしておくと安心です。

トラブル回避Tips

液体物は100ml以下の容器に入れて透明ジップ袋にまとめ、機内持ち込みに対応させましょう。スーツケースの重量オーバーは超過料金の原因になるため、航空会社の規定を事前に確認しておくこと。盗難防止のため、貴重品は分散管理が鉄則です。

まとめ

海外旅行はワクワクする一方で、持ち物や準備に不安を感じる方も多いはずです。パスポートや航空券などの必需品に加えて、スーツケースやバッグ、日用品、電子機器、機内での快適グッズ、そして気候やシーンに応じた衣類をしっかり準備すれば安心して出発できます。さらに、S字フックやジップロックといった小物は旅行上級者も愛用する便利アイテムです。今回の持ち物リストを参考に、自分の旅行スタイルに合わせてカスタマイズすれば、忘れ物の心配もなく快適な旅が楽しめます。

付録:海外旅行持ち物チェックリスト

【必需品】

• パスポート

• 航空券(控え・eチケット)

• 海外旅行保険証

• ビザ(必要な国のみ)

• クレジットカード

• 日本円・現地通貨の現金

【荷物・カバン】

• スーツケース

• 観光用バッグ

• エコバッグ

• パッキングポーチ

• スーツケースロック

【日用品】

• ハンカチ・タオル

• ティッシュ・ウェットティッシュ

• 歯磨きセット

• 化粧品・スキンケア

• 生理用品・常備薬

• メガネ・コンタクト

【電子機器】

• スマホ・充電器

• モバイルバッテリー

• 変換プラグ・延長コード

• Wi-Fiルーター or SIMカード

• 時計

【機内グッズ】

• マスク

• 筆記用具

• アイマスク・ネックピロー

• スリッパ・防寒着

• ガイドブック・電子書籍

【衣類】

• 季節に合わせた服

• 歩きやすい靴

• 下着・靴下

• 帽子・サングラス

• 折りたたみ傘

【季節別】

• 夏:日焼け止め、虫よけ、冷感シート

• 冬:防寒着、カイロ、保湿アイテム

【便利アイテム】

• S字フック

• ジップロック・圧縮袋

• 小分け洗剤

• 使い捨てスリッパ・シート類

• 旅行アプリ